授乳中に青汁
妊娠して出産を迎えると、そこから長い授乳生活が始まります。
授乳中というのは、自分だけではなく赤ちゃんのためにも余計に栄養成分を摂取する必要があるのですが、青汁を飲むことで赤ちゃんに悪影響を与えてしまうことがあるのでしょうか。
結論から書いてしまいますが、青汁はケールや大麦若葉などの野菜を絞って加工されているものですので、普段から食べている生野菜と基本的には同じです。
ですので、授乳中に青汁を飲んでも赤ちゃんに悪影響を与えてしまうことはありませんのでご安心ください。
そもそも授乳中というのは、母体であるママだけではなく、赤ちゃんの分まできちんと栄養成分を摂取する必要があるため、青汁を飲むのは非常に効果的です。
また授乳中に必要な成分として「葉酸」が挙げられ、これはレバーや緑黄色野菜などに含まれている成分です。
しかし普段の食事の中で十分な葉酸を摂取するのは難しく、日本人は平均300μgしか摂取出来ていないそうです。
厚生労働省によりますと、1日400μgの摂取を推奨しており、食事で摂るだけではなくサプリメントの活用も呼びかけているほどです。
青汁なら葉酸を気軽に摂取出来るため、赤ちゃんも健康的にスクスクと育っていきます。
ただしどんな青汁でも良いというワケではありませんので注意してください。
赤ちゃんの健康に悪影響を与える成分が含まれている商品もいくつかあり、例えばカフェインです。
味付けのために緑茶や抹茶を配合している商品も多く、この場合、少量ですがカフェインを摂取してしまいます。
ですので「ノンカフェイン」と表示されているタイプを選ぶようにしましょう。
また添加物や農薬野菜が使われている青汁も控えるべきです。
たとえ微量であっても抵抗力の弱い赤ちゃんには毒となる可能性も考えられます。
このように青汁選びさえ間違えなければ、授乳中でも問題なく飲み続けることが出来ます。
ただしあまりにも飲み過ぎてしまうと、吐き気や腹痛といった症状が現れることもありますので、容量用法を守って活用しましょう。