青汁はお湯で溶かしても大丈夫なの?
様々なメーカーから多種多様な青汁が発売されており、各商品によって含まれている栄養成分が異なりますし、飲み方もいくつかあります。
そんな青汁をお湯で溶かして飲むことで、何かしら問題が生じることがあるのでしょうか。
一般的に野菜に含まれている栄養成分というのは、加熱することによって損失してしまうといわれることがありますが、それが事実なのか気になるところです。
そのことから、青汁を飲む際にホットで飲みたいのに、冷たい水を利用している方も多いのではないでしょうか。
加熱することで失われる主な成分として挙げられるのがビタミンCなのですが、たとえ沸騰したお湯で加熱したとしても、3時間で概ね10%程度しか失われません。
しかもその10%も、完全に無くなってしまうワケではなく、お湯の中に溶けているだけですので、加熱後す
ぐに飲んでしまえば本来含むビタミンCの殆どを摂取することが出来るのです。
例えば野菜を茹でて、それを取り出してから食べるとビタミンCの摂取量は減ってしまいますが、茹でたお湯も一緒にスープとして飲むことでビタミンCの損失が無くなるのです。
ただし注意したいことが、ホットにした青汁を長時間放置してしまうことです。
すぐにビタミンCが損失するワケではありませんが、徐々に減っていきます。
仕事や家事などで普段忙しい方の中には、ある程度作り置きして冷蔵庫で保管しているという方もいらっしゃるかもしれませんが、それは絶対に止めるようにしましょう。
必ず一回で飲み切ることが大切です。
ちなみに青汁の中に含まれている食物繊維やミネラル、カロテンなどといった栄養成分に関しては、加熱したとしても失われることはありませんのでその点はご安心ください。
どんなに青汁が身体に良い飲み物だったとしても、冷たい水で飲んでお腹を壊してしまったら元も子もありません。
作り置きせずにすぐ飲むという注意事項を守れば青汁をお湯で溶かすことに問題ありませんので、是非試してみてはいかがでしょうか。